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耐震等級2とは

耐震等級2は、建築基準法の基準より1.25強化している建物のことです。瓦以外の屋根では二階部分が18一階部分が45、瓦屋根では二階部分が25一階部分が58になっています。これは筋交いの量で比較すると耐震等級1のものの1.5倍程になります。

耐震の等級が1つ上がるだけで、それだけの変化があるのですから、耐震等級1ではなくて2の方が断然安心で得だと言うことが分かるでしょう。

住宅の価格も意外にこのレベルでは1も2も差がない事が多く、知っているのと知らないのでは大きな違いをうむでしょう。耐震等級1ではつまり、震度6強や震度7では倒壊はしないけれど、大きなダメージはあるかもしれない、という含みがありますが、建物の強度が0.5増えるというのはかなり重要な違いがでるものです。

全くダメージがない事はないけれど、ヒビが入る程度ですむのかもしれません。住宅ローンのことを考えても、地震保険の事を考えても、やはり耐震等級2以上の住まいや建物に出入りしていれば安心です。

特に公共性の高い建物、つまり学校や病院、役所や公民館などは、まずは新耐性基準に移行するのが精一杯で、そのクオリティについてはあまり論じられる事が少ないように思われます。古い建物、1981年以前に建てられているものはまずは新耐震基準のクリアと、もしクリアするならより強度の高い建物にすべきでしょう。

地震の起こるパーセンテージは確実に高まっていて、しかも大型地震が来る可能性があるとなれば多くの方の命をあずかる建物にはそれなりの責任がかかってきます。今の建物の平均値はだいたい耐震等級2ということですから、それが本当のスタンダードなのかもしれません。

つまり、耐震等級1がかなり信用度の置ける数字、耐震度が高い数字であったなら、耐震等級3レベルまで想定する必要はないことでしょう。つまり極端な話をすれば、耐震等級1が最低レベル守らないといけない基準、耐震等級2が、平均値で、これが普通に守られるべき数字で、耐震等級3のレベルは努力目標というところです。

最近の日本の地震リスクの高さを考えるとそのレベルを引き上げ、もしかしたら耐震等級3レベルくらいでちょうどいい状況になっているかもしれません。家具や内装、そして耐震ドアや耐震ガラスなどの設置とともに、あらかじめできる耐震対策をまずは住居からしておきましょう。また、避難通路の確認や避難場所の確認もしっかりしましょう。避難場所が倒壊していたらどこにもいけませんからね。